展覧会概要

タイトル: 硝子の森

作家名: 矢野 智雄

会場

G&S 根雨

大阪府豊中市服部元町1-6-1-1F/阪急宝塚線 服部天神駅(梅田から11分)下車 徒歩1分

会期

2022年9月9日(金)〜10月25日(火)、11月1日(火)〜11月6日(日) *作品一部入れ替えして会期を延長

休廊日

水曜・木曜

開廊時間

13:00〜19:00

入場料

無料、作品販売あり

展覧会紹介

大小さまざまな植物園に、硝子の森が付随している。はて、何の事だろうと首をかしげる向きもあろうが、異世界を包み込んでいる温室の事である。技術の進歩も相まって、今では世界中の異なった気候域の生態系を表現できるようになりつつある。大温室のある植物園は、さながら小宇宙を散歩するようで興味深い。植物の生態は、この地球の生命維持力を測るバロメーターと言えるだろう。身近な里山の風景から、連なりゆく異世界の植物生態系を、凝視する写真家は、この閉鎖空間に、時空の穴を見つけたようだ。まだ見ぬフォルムへの探求、奇怪な花や、葉が変形した危ない棘、五感を刺激する、香りや甘い蜜、幹を伝う水音など見えない要素まで、撮り切りたいと願う。いやいや、そんな大それたことではないのである。野原でポツリと出会った四つ葉のクローバーを、拾い上げるように写し撮る。こんな感覚が、この作品群の原点なのだ。驚きと優しさがモノクロームの世界に浮遊しているようだ。

石井仁志(20世紀メディア評論・プロデューサーディレクター G&S根雨)

 

トークイベント「硝子の森、写真の魅力と見えてくるもの」

開催日時

2022年9月18日(日) 18:00~19:30 *終了後、歓談の夕開催

出席者

矢野智雄、石井仁志(G&S 根雨 プロデューサー)

参加費

2,000円(冊子・1ドリンク付)

プロフィール

矢野 智雄(1964-)

1964年 香川県に生まれる。1986年 大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ)卒業。1987年 コマーシャルスタジオ入社。1998年 「KURA」のシリーズ10作品が、フランス国立図書館に収蔵。1999年 矢野写真事務所設立。2007年 文芸社ビジュアルアート出版文化写真部門最優秀賞を『PEN-D散歩』で受賞、出版する。